11月30日、鳥取県米子市にある米子水鳥公園に、国内では滅多にみられない
2種類の珍鳥が同時に飛来しました。
突如現れた珍鳥コンビに、スタッフは目を疑ったそうです。

米子水鳥公園に姿を現した2羽の珍鳥。「ハイイロガン」と「サカツラガン」です。

一見地味に見えますが、「ハイイロガン」は1986年以来の37年ぶり、「サカツラガン」は環境省のレッドリストにのっている貴重な鳥なんです。

本来は日本で越冬しないはずの2羽がなぜ一緒に米子にやってきたのか。

米子水鳥公園の桐原指導員は「別々に越冬地に向かう途中で群れからはぐれ、たまたま出合った種類の近い鳥同士で合流したのでは」と、推測します。

群れからはぐれたもの同士の珍鳥コンビ。いつまでいるかは分かりませんが、米子水鳥公園では2羽を見守っていきたいということです。