プロ野球界にも浮上したパワハラ問題。楽天イーグルスの安樂投手をめぐり、球団側が会見し、ハラスメント行為は「ほぼ事実」と認定しました。組織や企業で「パワハラ」をめぐるニュースが相次ぐ中、街の人からは意識しすぎるあまり困惑の声も…。
安樂投手“パワハラ疑惑” 球団が会見で「ほぼ事実」
楽天イーグルス 森井誠之球団社長
「このような時代になりましたことを大変深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」
11月30日、会見に臨んだのは楽天イーグルスの森井誠之球団社長です。
楽天の複数の選手が安樂智大投手(27)からハラスメント行為を受けたと訴えている問題。楽天は、本人への聞き取り調査や所属選手・スタッフら137人にアンケートを実施した結果を公表しました。

森井球団社長
「これまで報道がなされていた事象について、安樂選手に関して、ほぼ事実ということが判明いたしました」
安樂投手をめぐっては、「ロッカールーム内で若手選手の下着を脱がせ、下半身を露出させた」「食事の誘いを断った後輩に対して、深夜にしつこく電話をかけた」などのハラスメント疑惑が複数浮上していました。
森井球団社長
「本人としても大変申し訳ないと反省の弁を何度も述べております。被害者やファンの皆様に直接、自分の口で謝罪をしたいと何度も申し上げております」
アンケートに答えた約100人のうち、約10人が直接被害を受けたと回答。約40人が見たり聞いたりしたということです。

――アンケートでは40名の方が見聞きしたと回答しているが、球団としては、契約更改時そしてアンケートを持って初めて知ったのか?
森井球団社長
「はい」
――シーズン中にそのような行為があった?
森井球団社長
「シーズン中なのか、その後なのかはまだ追いきれてない状況」
――契約更改時にしか話ができないという環境であるとするならば、野球界、球団の風土・体質が対応の遅れに繋がったと考えられるか?
森井球団社長
「おっしゃる通りで、我が球団としてそういう場を設けていない。仮に場を設けても話せるかというと、話せないかもしれない」
球団は今回の事実を重く受け止め、今後の再発防止策として相談しやすい環境を作っていく必要があるとしました。
安樂投手の今後については来シーズン契約する権利を持つ名簿から外し、自由契約にすると発表。ルール上、安樂投手は楽天を含む全球団との契約交渉が可能になります。
森井球団社長
「当然、彼の将来をすべて否定するものではないので、今後、彼の行動・行いを含めて面倒みると言ったら変だが、我々に所属した選手なのでしっかりとみてあげたい」














