■双眼鏡とカウンターを手にして・・・
投票が締め切られた午後8時。地域の体育館などで開票作業が始まりますが、正式な票数が発表されるまでは時間がかかります。そこで、少しでも早く票数を把握して当確を打つために行うのが「束読み」です。
実は開票会場には参観席が設けられていて、そこに双眼鏡やカウンター、脚立などを持ったスタッフを派遣します。会場によってまちまちですが、実は候補者1人1人の票は、数百票ごとに束ねて票数を確定していくので、その束の数を数えることで大まかな票数がわかるのです!束の数を読む作業なので、そのまま「束読み」と呼ばれています。双眼鏡をのぞき、カチカチとカウンターで数えていく光景から、「バードウォッチング」と言われることも。体力的に大変な作業ですが、数えた票の数を報告してもらい、最終判断に用います。こうして得られた全ての判断材料をもとに、慎重ながらも正確に当確を打っていくのです。
独自の調査と取材などをもとにお伝えしている当確。私たちの頑張りの結果は、7月10日(日)午後7時57分からの、TBS系列「選挙の日2022」でぜひご覧下さい!
(なかなか当確が出ないときは、きっとスタッフが双眼鏡で票を数えています・・・)