新潟県内では、インフルエンザ患者の数が先週より増加しています。

県によりますと、予め指定された医療機関からの報告に基づく県内1医療機関あたりのインフルエンザ患者数が、前週から1.5倍以上に増えて30.31となったため、全県に対して『インフルエンザ警報』を発令したということです。

インフルエンザについて国は、警報の発令基準を1定点当たり30と定めていますが、新潟県内で警報基準を超えたのは2019年の1月以来です。
今シーズンは全国的にインフルエンザの流行期が早めになっていて、新潟県内も同様の傾向だということです。

新潟県に11月20~26日の間に報告のあった2607人の内訳をみると、15歳未満が大半を占めており、学校関連での感染者増が懸念されます。

また、新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数については全県で3.09となり、前週の2.16に比べて1.43倍に増加しているということで、新潟県では引き続き『基本的な感染対策』を徹底してほしいと呼びかけています。

『基本的な感染対策』

◎ 季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の基本的な感染対策は同じ
○発熱や咳などの症状がある場合は、外出を控える
○やむを得ず外出する場合にはマスクを着用
手洗いやうがいを欠かさずに