熊本県ユニセフ協会が高校生や中学生が戦争地域での子どもの人権について考えるシンポジウムを開きました。

この熊本市で開かれたシンポジウムには県内の中学生、高校生を中心に720人が参加し「だれ一人取り残さない世界をめざして」をテーマに基調講演などが行われました。

高須 大使「子どもの権利というものについて、もっと日本の皆さん、子どもたちが理解することが大事なのではないか」

登壇した国連事務総長特別顧問の高須幸雄(たかす ゆきお)大使は、ロシアのウクライナ侵攻やパレスチナ問題で被害を受けている世界の子どもたちの現状をあげながらいま何をすべきか考えてほしいと述べました。

このあと、中学生や高校生が戦争地域での子どもたちの人権侵害について学んだことを発表し、SDGsや人権への理解を深めていました。