待合室にあふれる患者…中国の現状
これは中国の病院の映像です。点滴を受ける患者が待合室にまであふれています。中国では今、複数の感染症の流行が重なっていて肺炎などにかかる子どもが急増。中国の衛生当局によりますと、「インフルエンザ」や「アデノウイルス」そして「肺炎マイコプラズマ」などが主流だということです。


八木院長:「日本においてもですね、マイコプラズマ感染症というものにおけるですね、呼吸器感染というのはですね、やはりこれから少し増えてくる可能性はなきにしもあらずなので注意しないといけない」「マイコプラズマやはり若年者、乳幼児から学童、それから子供小児ですね非常に多いんですけど、もちろん大人の方でもかかります」

マイコプラズマ感染症の症状は発熱や全身けん怠感、頭痛、激しい咳など。特に、抵抗力の弱い子どもから、高校生までがかかりやすく、一部の人は重症化することもあります。

県内では2016年にマイコプラズマ肺炎が流行。1医療機関あたりの患者の数が、3.2人となり、全国1位の流行レベルとなりました。



それ以降、大きな流行はみられないということですが、八木院長は注意を呼びかけます。
八木院長:「マイコプラズマは細菌なのでウイルスの進化とはちょっと違うんですけど、抗菌薬に耐性を持ったのがですね、10年ぐらい前からですね少しずつ報告され出して増えてきています。そういったことを考えますとですね、やっぱり注意していかないといけない」

