下流に行くにつれ数値が低下…発生源はどこ?

(解説)人体への影響が指摘されている有機フッ素化合物ですが、改めて国の暫定指針値を超えた主な場所です。

【暫定指針値超の主な場所(調査数値)】
※井芹川(鐙田川)の上流地点から順に記載

・鐙田川起点(79)
・鐙田橋(最大83)
・鐙田橋下流(88)
・舞足橋(76)
・硯川橋(55)
・庄屋口橋(55)
・相野橋(52)

今回、熊本市は井芹川や上流の鐙田川などを調べました。最も高かったのは鐙田橋の下流付近で、88ナノグラムでした。

検出したのはいずれもPFOAで、一部のフライパンの撥水加工などに使われていたということです。

--下流に行くにつれ有機フッ素化合物の検出数値が低下していますが、発生源はどこなのでしょうか。

熊本市が周辺で「有機フッ素化合物を使っていた所はなかったか」と聞き込みをしていますが、発生源につながる情報は得られていません。

熊本市は、さらに聞き取り調査を進め、川の成分分析も始めるということです。