金額は市民が決める入札方式!9年間で約1400万円の売り上げ

値段は市民に決めてもらう入札方式。希望金額を書いて箱に入れていき、決められた入札期間内で最高額を付けた人が落札です。

このやり方を始めて9年間でおよそ5500点を販売。これまでの利益は実に1400万円に達していて、貴重な収入源となっている上、約80tものごみの削減につながっています。

2023年7月、年代物のレトロ家具を集めた入札会では落札金額が1万円以上の商品が続出し、1か月でおよそ22万円の売り上げを得ました。

粗大ごみが市の収入に代わるこの取り組み。しかし本当の目的は、市民がまだ使えるものを粗大ごみとして出さないようにすることだと言います。

(豊田市循環型社会推進課・松本昂也さん)
「実際に見ていただいて、触っていただいて、使っていただくことで、壊れた時に捨てるのではなく、また直して使ってみようかなっていうことを意識していただければと思う」