104人が亡くなった大洋デパート火災から50年。熊本市の複合商業施設で、消防訓練が行われました。

きょう(11月29日)は訓練を前に、熊本市の大西一史市長や消防関係者が大洋デパート火災で亡くなった人たちに黙とうを捧げました。

その後 始まった訓練は、サクラマチクマモトの3階と熊本城ホールの4階から同時に火が出たという想定で行われ、従業員や消防隊など約250人が参加しました。

建物の中では、従業員が避難誘導など初期対応にあたり、外には、消防車やはしご車をはじめ、防災ヘリも出動。

逃げ遅れた客や従業員7人を救出する訓練が行われました。

大西一史 熊本市長「こうして節目節目できちんとみなさんにお伝えをしていく、啓発をしていく、このことしかないのかなと思います」