長野県に本社を置く株式会社サンクゼールが全国展開する食の専門店「久世福(くぜふく)商店」は今年、1号店のオープンから10周年を迎えました。

 だしや、ご飯のおともなど、和のオリジナル商品を揃える久世福商店ですが、開店当時から販売している人気商品の一つが、『久世福のなかなか減らないやみつき柿の種』という商品だといいます。千葉県にある米菓メーカーで昔ながらの製法を使って製造しているという柿の種ですが、気になるのは一見矛盾したようにも思えるそのネーミングです。

 “なかなか減らない”というなら、「不味いから減らない」と解釈することもできますし、美味しいなら“すぐに減っちゃう柿の種”が正しい表現ではないか?とも思ってしまうところです。そこで“なかなか減らない”のネーミングの由来について、久世福商店を運営するサンクゼール(長野県)の広報であり、柿の種の名付け親でもある高岡舞さんを直撃、話を聞きました。