国と熊本県が川辺川に建設を計画している新たな流水型ダムの完成イメージ図が公開されました。

3年前の豪雨を受け、球磨川流域の治水策として建設が計画されているダムで、通常は水を溜めず、洪水時だけ水を溜めて調節する仕組みとなっています。

国土交通省・九州地方整備局は、川辺川の新たな流水型ダムについて、建設にともなう大気や水質、生態系など周辺の環境への影響や、保全対策などをまとめた環境アセスメントの準備書を公表しました。

今後、国は熊本県や流域の自治体、住民からの意見を踏まえて、環境アセスの最終段階となる評価書をまとめ、2035年度中の完成を目指し工事に着手したいとしています。