最近では殺虫剤の耐性ついた“スーパートコジラミ”も

トコジラミはどういう害虫なのか。

▼体長は5~8ミリ前後で、カメムシの仲間。
▼人やペットの血を吸い、夜行性。
▼生涯に200個~500個の産卵をするということで、繁殖力も強い。

血を吸われた人は、「夜も眠れないほどかゆい」、しかも「4日間ほどかゆみが引かず地獄でした」ということでした。

そして、東京でもトコジラミの相談件数が増えています。相談件数が過去10年で11月16日時点で285件と、最も多くなっているということなんです。

アース製薬の担当者は、「日本では1970年代に撲滅したと言われていたが、海外旅行者や訪日外国人などから運ばれた可能性があるのではないか」と話しています。
また、東京都ペストコントロール協会の担当者は、「最近では殺虫剤などの耐性がついたスーパートコジラミも出てきている」と話しています。

実際に被害のあった豊島区のご自宅で、一般的な殺虫剤を使って駆除しようとしたがトコジラミが残ってしまったというような例もあるぐらいだということなんですね。