日中は寝具や家具、カーテンレールの隙間などに潜んでいますが、夜行性のため、夜になると活動し、寝ているの人の血を吸います。
刺されると患部が赤く腫れ、激しいかゆみを伴います。
韓国の学生
「一度出たら殺しにくいと聞いているので、移ったりしていて、それが心配です」
韓国国内では、大学寮や地下鉄、宿泊施設などで確認され、各所で駆除作業などが行われています。
韓国での「トコジラミ」の大発生。日本も他人事ではありません。
兵庫医科大学皮膚科学 夏秋優 教授
「殺虫剤抵抗性トコジラミという、この新しいタイプのトコジラミが今世界中で広がっています」

戦後しばらくは蔓延していた「トコジラミ」ですが、強力な殺虫剤の登場や生活環境の変化で一時国内から姿を消しました。

しかし、ここ10年ほどで殺虫成分に耐性をもった強力な「トコジラミ」が出現。全国の相談件数も2009年と比べると5倍以上に増加しています。