従業員らにバルコニーを開放した会社も
続いて武田さんが訪れたのは、御堂筋沿いのビルにオフィスを構える企業「レクストホールディングス」。こちらでは、8階のバルコニーを従業員の家族や友人らに開放して、みんなでパレードを見られるようにしました。
(武田さん)「昔から阪神ファン?」
(阪神ファン)「もう小学校の時から」
(武田さん)「どうですか?今回優勝して」
(阪神ファン)「いまだに夢のようですね」
父親は阪神、母親はオリックスファンだという家族。3歳の息子は…。
(武田さん)「これ、何のユニフォーム?」
(子ども)「なかの」
(武田さん)「中野選手が好きなの?」
(子ども)「うん」
大の阪神ファン。すでに六甲おろしも歌えるそうで、その場で披露してくれました。
そしていよいよパレードがスタート。選手らを乗せたバスがそばまでやってきました。すると…。
「中野~!な~か~の~!」
「森下、こっちやで!森下~!」
「14番って誰?」
「14番…岩貞選手」
「岩貞~!お~!」
あまりの熱量に、武田さんも驚きです。
(武田さん)「いや、ものすごい声援。見ていてどうでした?」
(ファン)「楽しかったです」
(武田さん)「選手が上見てくれましたね?」
(ファン)「見てくれました、見てくれました」
(武田さん)「すごい声出していたね?」
(ファン)「はい、すみません」
(武田さん)「いやいや、いいことですよ。こんな光景見られないですもんね」
(ファン)「はい。来年もまた楽しみにしています」
(武田一顕さん)「ビルの上からみんな声出して、選手が1人でも上を向くと、このビルみんなで大歓声という非常に心温まる光景が見られました」
関西の歴史に残る1日に、沿道の人たちからはこんな声が聞かれました。
「最高にいいですね。やっぱり日本一ですよ。のどが枯れてるけど。応援しすぎてのどがガラガラになってもうた」
「最高でした。バモス!」
「優勝、おめでとう!いぇーい!」