きょう発表された消費者物価。食料品は7%以上の値上がりが11か月連続と、37年ぶりの食品高が続き、消費にも変化が現れています。
買い物客
「やはり全てのものが高くなっている」
「油が高くなるのはちょっと厳しいなと。男の子が家にいて揚げ物好きなので困ります」
10月の消費者物価指数は2.9%上昇。特に大幅な上昇が続いているのが食料品です。7%以上のプラスは11か月連続。これは37年ぶりのことです。
長引く食品高で「消費の動向」と「企業の戦略」に変化が生まれています。
千葉県内のドラッグストアには食品コーナーが。他の店では100円台が多いコッペパンは、特売価格の78円。希望小売価格200円以上するカップ麺は128円と、食品の低価格販売を売りにしています。
ウエルシアイオンタウン幕張西店 次長 山越 管理栄養士
「(ドラッグストアなので)食品以外にも利益が取れる部分、医薬品や化粧品があり、そういった面で食料品は低価格で提供できる」
コロナ禍ではマスクなどが多く売れていたドラッグストア。物価高の中、食品シフトを加速。食品目当ての来店頻度を増やし、利益率の高い薬などの同時購入をねらう戦略です。
スーパーとドラッグストアの食品の購入額を調べたグラフ。スーパーではわずかに減る一方、ドラッグストアは逆に20%以上上がっています。
スーパーの客を奪うドラッグストア。
買い物客
「このお菓子は2袋で298円だが、1袋で250円くらい他のところだとする。安いですよ」
こちらでは野菜や肉、総菜まで品ぞろえを強化。食品の売り上げを現在の2割から3割まで高める考えです。
スーパーは…
首都圏のスーパーチェーン担当者
「自分も客としてドラッグストアに行って買い物すると、安さに驚く。スーパーは広いスペースで品揃え良く食品を販売できるので、ドラッグストアにはできないことで(客を)獲得していくしかない」
物価高が長引く中で消費者の節約志向をどうとらえるか。業種の枠を超えた競争が激しくなっています。
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