■横浜DeNAベイスターズ2024年度新入団選手記者発表会(24日、横浜市内)

DeNAの新入団選手が24日、横浜市内のホテルで入団会見を行った。会見には三浦大輔監督(49)をはじめ、ドラフト1位の度会隆輝(21)ら11人の選手が出席した。

3球団競合の末入団となったドラフト1位の度会の背番号は「4」に。ヤクルトで活躍した父・博文さんがかつて背負った番号と同じことに、父・博文さんは「マジ!!!!????」と驚いていたという。自身も「思い入れのある番号。嬉しい気持ちで、兄含め家族3人が全員4を背負えることに感謝して、背番号4といえば“度会隆輝だ”と言ってもらえるように頑張りたい」と思いを語った。

恒例ともなった「呼ばれたい“ハマの〇〇”は」の質問には「ハマの一番星」と回答。「一番星は、一番に光ってるっていうことでみなさんに一番目に入るもの。僕も一番星のようにスター選手って言ってもらえるように全力で頑張ります。応援のほどよろしくお願いします」と活躍を宣言。所信表明では色紙に「笑顔」と記し「笑顔を大切にしてるということで、これからも笑顔を大切にして全力プレーで頑張りたいと思います」。言葉通りファンに笑顔でアピールした。

「来年からベイスターズの一員として、まずは個人的な目標というよりは自分の全力プレーでチームの勝利、チームの優勝に貢献出来るように頑張るしかないと思う。見ていただいてる方々に笑顔や勇気を与えられる選手になりたいので、来年は死にもの狂いで頑張りたい」と意気込んだ。

三浦監督の印象について選手たちが回答する場面では「声がイケボでかっこよくて。髪型がかっこよくて、スタイルもよくて野球もすごい一流で、最高の監督なので監督を幸せにできるように頑張ります」と度会が話せば、ドラフト2位の松本は「オーラの凄い方だなと感じたので」。ドラフト3位の武田は「すごいかっこいいなと思いました。本当に一生ついていきたいなと思いました」と、監督をベタ褒め。

これを受け「本当に個性豊かな選手たちが集まってくれたと思いますし、これだけ全員に褒められたことがなかったので、今いい気分で会見の話を聞いてました」と頬を緩めた三浦監督。「この日の今日の気持ちを本当に忘れずにプロ野球生活をスタートしていただけたらなと思いますし、チームメートに追いつけ追い越せで。1軍の枠は決まってますから、そこの競争の世界に飛び込んでいくわけですけど、目標の気持ちを本当に忘れず、この色紙を常に目の届くところに置いてプロの生活をしていってほしい」と選手たちを激励した。

【2024年度DeNA新入団選手】

■1位 度会隆輝(21、ENEOS)
外野手・背番号「4」

■2位 松本凌人(21、名城大)
投手・背番号「34」

■3位 武田陸玖(18、山形中央高)
投手・背番号「33」

■4位 石上泰輝(22、東洋大)
内野手・背番号「44」

■5位 石田裕太郎(21、中央大)
投手・背番号「54」

■6位 井上絢登(23、徳島インディゴソックス)
内野手 ・背番号「55」

■育成1位 高見澤郁魅(17、敦賀気比高)
内野手・背番号「193」

■育成2位 清水麻成(18、樹徳高)
投手・背番号「102」

■育成3位 小笠原蒼(18、京都翔英高)
内野手・背番号「125」

■育成4位 庄司陽斗(22、青森大)
投手・背番号「122」

■育成5位 近藤大雅(18、専大北上高)
捕手・背番号「130」