観光客が増えすぎる「オーバーツーリズム」の問題を抱えるイタリアの観光地・ベネチアで、来年から試験的に導入される入域料徴収の詳細が発表されました。
イタリア北部のベネチアは「水の都」とも呼ばれ、潟全体がユネスコの世界文化遺産に登録されていますが、観光客が増えすぎたことにより、地元住民が住み続けることが難しくなるなど「オーバーツーリズム」が問題となっています。
これを受けて、ベネチア市は来年から、特に観光客の多い春から夏の時期にかけて、14歳以上の日帰り観光客に対し、一日5ユーロの入域料を徴収する方針を明らかにしていました。
23日に行われた会見で、市は入域料を求める期間について、来年4月25日から5月5日までの間と、それ以降7月14日までのほぼすべての土日を対象とし、支払いを証明するQRコードが確認できなかった場合には最大310ユーロの罰金を科すことも明らかにしました。
ベネチアをめぐっては、オーバーツーリズムや気候変動への対策不足を理由にユネスコから「危機遺産」への指定を勧告されていて今年は見送られましたが、今回発表された対策などを踏まえて、2年後に改めて評価される予定です。
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