厚生労働省が初めてとりまとめた「飲酒に関するガイドライン」によると毎日ビール1杯以上飲み続けると、がんの発症リスクが高まるというんです。
厚労省が初の「飲酒ガイドライン」 飲酒の“適量”は意外と少ない?
井上貴博キャスター:
これまではどちらかというと、「適量であればむしろ体にいい」とか、「酒は百薬の長」なんて言われてきたわけですが、少量でもリスクがあるので考え方を変えてください、というような発信が行われました。
飲酒に関するものについて、厚生労働省が国としてガイドラインを設けるのは今回初めてです。
「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」=1日あたりの純アルコール摂取量は、男性は40グラム以上、女性は20グラム以上。ここを目安にしてほしいということです。

アルコール摂取量をグラムで考えることは少ないですが、今は売られている商品、缶に小さく純アルコール量がグラムで書かれているので、気になる方はご覧になってみてください。
女性で考えていきます。20グラムというのはボーダーラインですので、実際どのくらいなのかビールで考えますと、500mlのロング缶、または中瓶。これが20グラム。男性だとロング缶2本です。適正な飲酒はこのくらいにしてくださいと。ウイスキー(43%)で考えると、60ml(ダブル)。男性は倍にして120ml。
