中国を訪問している公明党の山口代表は、中国共産党の蔡奇政治局常務委員と会談し、日本産水産物の輸入規制について解除を求めました。

公明党 山口那津男 代表
「今回の訪問にあたっては、岸田総理大臣の習近平国家主席宛ての親書をお預かりしてまいりました。習近平国家主席にお届けいただきたいと思います」
中国共産党 蔡奇 常務委員
「公明党山口代表が公明党代表団を率いて訪中したことを、中国共産党を代表して歓迎します」

およそ45分間にわたり行われた会談で、山口代表は福島第一原発の処理水放出に対し中国側が行っている日本産水産物の輸入規制について、「解決するよう、お互いに意見交換したい」と述べ、解除を求めました。

これに対し、習近平国家主席の最側近の1人といわれ、党序列5位の蔡奇政治局常務委員は「中国は食の安全、中国国民の健康を重視している」と主張しました。

また、山口代表は日本から中国へのビザなし渡航の再開を申し入れました。

このほか、公明党の支持母体である創価学会の池田大作名誉会長が死去したことについて、蔡奇氏は「池田先生は中国人民の心からの友人で、長きにわたり中日友好に取り組み、国交正常化の実現と中日関係の促進のため、重要な貢献をした」と述べ、哀悼の意を表しました。