熊本県菊池市は、今後も半導体関連企業の進出が予想されることから、農業や工業などの用途に区分された地域を設定しました。

菊池市の江頭実(えがしら みのる)市長はきょう(11月22日)、菊陽町周辺で半導体関連企業の集積が進んでいることから無秩序な開発を防ぐため、農地や工業用地など用途別に地域を区分すると発表しました。

江頭実 菊池市長

これに伴い工業団地周辺や、国道325号沿いなどを工場や商業施設が進出できる地域に設定し、旭志(きょくし)小学校周辺などを宅地地域としました。

菊池市は、事務手続きやインフラ整備などを支援するということで、農業とのバランスを考慮しながら、企業進出につなげたいとしています。