学校でのいじめ問題について現状の把握と対応方法について検討する会が岡山市北区で開かれました。

岡山県教育庁が学校関係者をはじめ、学識経験者や行政・警察と連携を図り、社会全体でいじめ問題に取り組んでいくことを目的に開催された「対策連絡協議会」です。

今日(21日)の会議では、近年のネット普及に伴い、SNSによるいじめが増加している中、早期発見、未然に防止するための意見が出されれました。

「写真を撮って勝手にあげられるのが嫌だってよくいいます。それをされる側は、SNSは写真が残りますからそういうものを他の人には見てほしくない。そういうのがきかっけでいじめに発展したりします。」

参加した委員からネットモラル教育や子どもたちの居場所づくりの重要性などについて意見が出されました。

(岡山県教育庁生徒指導課 横山智康課長)「一番は、社会全体としていじめを見逃さない。できるだけ早く発見し、確実に解消したいと思っています。そういう社会になればいいなと」

また、有識者からはいじめについて、犯罪行為については法に基づく対応がなされることがあるという認識を教員・児童生徒がともに共有していくべきだという意見が出されました。