危険を知らせるサイレンのあり方に指摘が…
一方、専門家からは、緊急放流の際に住民に危険を知らせるサイレンのあり方について指摘がありました。


富山県の担当者:「白岩川ダムでは、通常放流時と緊急時で放送内容が同じです」
手計教授:「同じ放送が流れるというのは危機感が…住民はわからないかもしれない。2回目のサイレンは本当は逃げないといけなかったかもしれない」

富山県立大学工学部 呉修一准教授:「派手な音とかおどろおどろしい音とか…。富山版のサイレンを是非クマと合わせて考えていくのはいいのかな」

検討会は年度内にあと2回開かれ、ダムの緊急放流時の有効な情報提供のあり方について取りまとめる予定です。


中央大学理工学部 手計太一教授:「富山県民が聞いたらわかる音みたいな、この音を聞いたらすぐ逃げるんだっていう音、そういった意味では富山県型の音があってもいいのかなと思う」
