岡山県とJRグループによる大型観光キャンペーン「岡山デスティネーションキャンペーン」が始まりました。岡山県産の果物をPRするイベントなどを通して、新型コロナで打撃を受けた観光業の活性化を目指します。

新しい観光列車の出発式に合わせて、JR岡山駅でオープニングセレモニーが開かれました。6年ぶり6回目の開催となる岡山デスティネーションキャンペーンです。

岡山と津山を結ぶ「SAKU美SAKU楽」

期間中は岡山と津山を結ぶ新しい観光列車「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」の運行など、岡山県とJRなどが協力して全国からの観光客をもてなします。

(観光客)
「これが目的で昨日から泊まっています」「かわいい!今日は閑谷学校に行ってみたい」

前回の期間中には、71億円もの経済効果があったデスティネーションキャンペーン。コロナ禍が2年以上続いた中で迎える今回は、岡山県もJRもPR活動に力がはいります。フルーツの収穫体験やアートイベントなど、岡山を満喫してもらう様々な企画を用意しています。

武田彩佳アナウンサー

(リポート)
「駅構内にあるおみやげ売り場では、今日からせとうちの魅力を伝える新しいおみやげの販売が始まりました」

きび団子入りのバターサンド

JRが新しいお土産で地域を盛り上げようと、地元の菓子店など協力して開発しました。きび団子入りのバターサンドなど15点が並びます。

特産品が入ったカプセルトイも新登場

また特産品が入ったカプセルトイが新登場するなど、様々な催しでキャンペーンを盛り上げます。

(伊原木隆太 岡山県知事)

(伊原木隆太 岡山県知事)
「ぜひとも皆さん、7月・8月・9月…1回と言わず、2回でも3回でも、岡山県のそれぞれの素晴らしいところに訪れていただきたい」

岡山デスティネーションキャンペーンは9月30日まで

岡山デスティネーションキャンペーンは、9月30日まで開催されます