RSK山陽放送報道部に美しいハチの画像が届きました。

撮影 青江隆晴さん
撮影 青江隆晴さん

美しい2種類のハチの姿を撮影したのは、カメラマンの青江隆晴さんです。

ハチについて、虫の生態に詳しい東洋産業の大野竜徳さんに聞きました。

(東洋産業 大野竜徳さん)
「写真を拝見したところ、2種類のハチが写っていますね。黒と青のシマシマに見えるハチはルリモンハナバチ(瑠璃紋花蜂)かその近縁種、全身メタリックブルーなハチはオオセイボウ(大青蜂)でしょう。

瑠璃と青の名が示す通り、とてもきれいな青色の蜂、どちらもブルービーと呼ばれます。どちらも花に集まり、花粉や花蜜を食べています。

蜂、というと私たちに害をもたらしそうですが、ブルービーは人を威嚇したり刺したりすることはなく、その鮮やかな青い色から『幸せのブルービー』とも呼ばれ、人気を集めています。

オオセイボウの美しさは、宝石にたとえられることもあります。

ところが、その生態をひもとくと、ブルービーの背後には『労働寄生』という、自然界ならではのしたたかな戦略が隠されているのです」