■サッカー 国際親善試合 日本代表(U-22)ーアルゼンチン(U-22)(18日、静岡・IAIスタジアム日本平)
パリ五輪の最終予選を来年に控えた日本代表(22歳以下)が南米の強豪・アルゼンチン代表(22歳以下)と強化試合を行い、後半に怒涛の4ゴールを決め5ー2で勝利した。
パリ世代の代表が国内で戦う初めての試合は清水商業高校出身の大岩剛監督(51)の地元・静岡で行われた。
先発はGK藤田和輝(22、栃木SC)、DFは半田陸(21、ガンバ大阪)、西尾隆矢(22、セレッソ大阪)、木村誠二(22、FC東京)、バングーナガンデ佳史扶(22、FC東京)、MFは主将・藤田譲瑠チマ(21、シントトロイデンVV)、鈴木唯人(22、ブレンビーIF)、三戸舜介(21、アルビレックス新潟)、松木玖生(20、FC東京)、佐藤恵允(22、ヴェルダー・ブレーメン)、FWは小田裕太郎(22、ハート・オブ・ミドロシアンFC)となった。
日本は前半11分、縦からのパスに小田が走り込んでダイレクトでシュートを放つも枠をとらえられず得点にはつながらなかった。その後、積極的にゴールを狙う日本。前半18分に松木の意表をついたパスを佐藤が受け、ドリブルで持ち込みゴール左下へ。日本が先制点を挙げた。
しかしその4分後、アルゼンチンに追いつかれ、両チーム激しい攻防が続く。前半40分過ぎに先制弾を決めた佐藤が接触プレーで負傷交代、代わって松村優太(22、鹿島アントラーズ)が入る。日本は強豪アルゼンチンを相手に互角の戦いを見せ前半を1‐1で終えた。
日本は後半の立ち上がり4分に、ゴール前でアルゼンチンにフリーキックを許すと、アルマダ(22)のカーブをかけた絶妙なシュートを直接ゴールに放り込まれ逆転された。その後、日本は守りの時間がつづくが、21分に鈴木唯が左足でゴール右隅に同点弾で試合は振り出しに。
そして日本は後半30分にゴール前で半田が上がってきた鈴木唯へ軽くパス、フリーになった鈴木唯がこの日2得点目を決めた。日本はふたたびリードすると、途中出場の松村がペナルティエリア手前で左足を振りぬき4点目、さらに2ゴールを決めた鈴木唯に代わってはいった福田師王(19、ボルシアMG)もゴールし5-2で勝利した。














