ホテル・航空機並みの柔軟な料金へ
一方で、これまで駅の窓口や自販機で販売されていた「Sきっぷ」「Rきっぷ」などの割引切符は「えきねっと」に統合されることも発表されました。
JR北海道は、「イールドマネジメント」(歩留まり管理)という考え方を導入し、利用状況や時間帯などによって料金を変動させることで、これまでよりも割安感のある料金を提供すると説明します。
日程や予約のタイミングによって、料金が大きく異なる、航空機やホテルと同じ仕組みです。
AIを使って予測の精度を上げることで、料金を下げつつも空席を減らし、全体の利益率を高めることができると言います。
15日の会見では、札幌~帯広の片道利用の場合で、えきねっとを利用すると、通常料金から最大で55%安くなることなどが紹介されました。