“寒暖差”に注意が必要
八木医師:
「気温差が10度以上ぐらいあるようなときは、急に鼻かぜですとか喉の痛みとか咳の患者さんが増えますので、喉の粘膜や鼻の粘膜がある程度弱ってきたところにウイルスが侵入しやすくなっている状況がある」
そして、同じく急増しているのが咽頭結膜熱、いわゆる「プール熱」です。富山県内では11月に入ってから患者が急増し、15時点で5.52人と警報レベルを超えています。

八木医師:
「原因となるアデノウイルスは喉に付きやすい、結膜につきやすい、それからもう1つは胃腸炎、おなかにくるんですけど、そういった患者さんが多い。アデノウイルス感染症自体の患者さんが多いので、その影響で咽頭結膜熱の患者さんも増えている」
家庭での対策を街で聞いてみるとー。
父親:
「マスクをつけるわけにもいかないので、もう手洗いうがいぐらいしかやりようがないですね」
別の子の母親:
「おうち帰ってから、子どもは足を洗ってます。裸足になること多かったりするので」
八木医師は、まず今の時期は寒暖差の対策が大事だと強調します。

八木医師:
「1番大事なのは、寒暖差に体が慣れるまでは自律神経の乱れが出やすいので、外へ出るときは防寒、日頃の手洗いやうがいをしっかりしていただくということが大事」