今年も残すところ1か月半ほどとなり、熊本県天草市では正月用のしめ縄作りが始まっています。

稲ワラの香りが立ち込める天草市の作業場では、地元の人たちが「しめ縄」作りに取り掛かっています。

叩いて柔らかくしたワラの先端を整えると、足も使いながら器用によっていきます。

使われているワラは、天草市内で収穫された 'うるち米' の稲をかけ干ししたもので、一つ一つ、丁寧に作られた「しめ縄」は丈夫で人気があるということです。

青みの多いワラで作る「しめ縄」は艶があり見た目も良く、香りも感じられます。

この作業場では神棚用や玄関用など大小6000本ほどが作られ、12月から地元のJA直売所などで販売されます。