子育て中の女性が自分の時間で働ける、株式会社ケイリーパートナーズ(福島県)。同社は、人材不足で悩む企業から、経理のサポートやデータ入力などの業務をアウトソーシングで受託し、子育て中の女性たちが担っています。

代表取締役の鷲谷恭子さんによると、同社は女性だけ24人の会社、そう聞いた人には「大丈夫?絶対揉めるでしょう?」といまでも心配されてしまうが、支援を続ける顧客からは『奇跡のチームワークだね』との言葉をもらえると言います。

チームワークが機能するために、スタッフが心地よく働き成長できるために、どんな取り組みをしてきたのでしょうか。

写真提供:ケイリーパートナーズ

「クレド(行動指針)を決めて、みんなで思いをあわせてスタートしています。そして、それぞれのスキルにあわせて、お客様の業務ごとにチームを組み立てます。同じチームで複数のお客様に対応するのでなく。そうすると、同じ人でも所属するチームによってそこで求められる役割がすこしずつ違うため、新鮮な関わりの中で働くことになります。
 かつ何でも話し合えて、これ言ったら嫌われるかもと考えなくていい状況、いわゆる『心理的安全性』に徹底してこだわっています。
 そんな努力から、思いやりのある、緊張感なく、いいチームになれていると思います、これは非常にユニークな当社の特徴です。」