◆ゴリけんさんが50万円を取り返すまでの道のりは...

一度に不自然な金額の請求があると、カード会社などは請求を自動的にさしどめることがある。7,000円ずつ分割して多数の請求が届いたのは、そうしたセキュリティーをかいくぐる術だったとみられている。ただ、ゴリけんさんが被害にあった直接の原因は結局、わからないままだ。最終的にはAppStore経由の“課金”が成立しているため、Appleアカウントが乗っ取られた可能性はある。その後、紆余曲折はあったものの、ゴリけんさんは50万円を取り戻すことに成功した。その道のりは以下のようなものだったという。

1:PayPayカスタマーセンターに電話して利用をストップ
2:警察に被害相談(補償申請のため)
3:Appleカスタマーセンターに電話
4:Appleがリモートで指示

ゴリけんさん「Appleのカスタマーセンターの人が遠隔で調べてくれました。自分のものではない電話番号がAppleアカウントに登録されていたんです。色んなパスワードも変更しました」
三上氏は「ショートメールやメールに記載されたリンクは、たとえ本物でもクリックしないのが基本」だと警鐘を鳴らす。
その上で、被害にあってしまったら

▽まずはクレジットカードを止める
▽警察に相談したり被害届を出したりすることも重要
だと呼びかけている。














