イスラエル軍はガザ北部の病院地下の壁に貼ってあった紙について、イスラム組織ハマスが人質を監視する当番表だと主張していましたが、その後、日付などが書かれたカレンダーだったと事実上、修正しました。

イスラエル軍は13日、ガザ北部にあるランティシ病院地下でハマスの武器庫や人質を収容していたことを示す証拠を見つけたとして内部映像を公開しました。

この中で、人質を収容していたとみられるとする部屋の壁に監視員の名前が記載された当番表が貼られていると主張していましたが、翌14日、SNSでこの紙がカレンダーだという内容を投稿しました。ハマスがイスラエル側に奇襲攻撃を加えた10月7日以降の日数が記されているとしています。

13日に映像を公開した後、SNS上では「書いてあるのは曜日と日付だけ」といった指摘が相次ぎ、イスラエル軍がこれを認め、方向修正した形です。