宮城県大崎市三本木斉田で、住宅の敷地内にクマが出没しました。

クマを目撃した高橋正美さん:
「ここに上がって冷蔵庫の上に上がって(干し柿を)取って食べていた」

住民によりますと、クマは体長1.5メートルほどで、14日午前2時過ぎから午前5時ごろにかけて、軒先に吊るしてあった干し柿を食べ荒らしていたということです。

クマを目撃した高橋正美さん:
「まさかうちにクマがと思ってカーテンのすき間から見たらクマだった。本当にクマだと思って震えた」

この住宅から東におよそ1キロ離れた住宅でも、11月11日と12日に2日連続でクマが出没し、干し柿を食べ荒らされる被害が出ています。

相次ぐクマの被害を受け、地元の猟友会は14日、三本木斉田地区の2か所にクマ用の罠を設置しました。罠は鉄製で長さ2メートル、幅1メートル、高さ1.2メートルあり、クマが好む米ぬかやはちみつなどが入れられました。

大崎市猟友会三本木分会 本郷博会長:
「この時期に罠を仕掛けることは今までなかった。なるべく早く住民の安全のために(わなに)入ってもらいたい」

猟友会は、設置した2か所の罠の状況を15日早朝に確認することにしています。

県によりますと今年度、県内でのクマの目撃件数は11月10日時点で982件と、すでに昨年度の549件を大幅に上回っています。県猟友会は子グマを見かけた場合、近くに親グマがいる可能性が高いのですぐにその場を離れるよう注意を呼びかけています。