ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナ出身のオペラ歌手が13日、仙台市内の中学校で平和への願いを込めた歌声を響かせました。

仙台市青葉区の上杉山中学校で開かれたコンサート。ウクライナ出身のオペラ歌手、オクサーナ・ステパニュックさんが民俗楽器バンドゥーラの演奏や透き通った歌声で生徒ら400人を魅了しました。コンサートでは、ウクライナの民謡が元になった曲を平和への願いを込めて「キーウの鳥の歌」を披露しました。

生徒:
「音から感情が伝わってきて、心に響く演奏で素晴らしかったです」
「すごいという一言なんですけど、音楽は国境を超えて世界の人たちにも伝わるんだなって感じました」

オクサーナさんは、今後も平和への願いを込め全国各地でコンサートを開催するということです。