警察が取締り『不正改造車ステッカー』を貼り付け

 そして今年11月11日、周辺住民らからの苦情を受け、兵庫県警や国交省の職員総勢48人が、不正改造車の取締りを行いました。
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 エンジン音が基準を満たしているかを計測していきます。
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 青いバイクのエンジン音は110dB(デシベル)。規定値である94dB(※年代や排気量による)をはるかに超えていました。
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 車体には不正改造車と書かれたステッカーが貼られます。

 (バイクの人)「タンクはエグい。え、こんなとこ貼んの」

 このステッカーは基準を満たしたと認められるまで剥がすことはできないのです。
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 深夜1時、続いて1台の白い車が誘導されてきました。運転していたのは19歳の男性。
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 (職員)「107dBでオーバーしているので、交通違反の消音器(マフラー)の整備不良ですので、交通違反で処理します」
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 この車もエンジン音が規定値を超えていたほか、不規則に点滅するテールランプなど、4つの整備不良が見つかりました。
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 男性は交通違反切符(青切符)を切られて、フロントガラスに不正改造車のステッカーをペタリと貼られました。
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 (車の人)「(Q改造した?)してないっす。マフラーは故障のまんまっす。テールランプは自分で変えたっす。かっこいいと思っては付けてないっす。住宅街とか家の周りを走るのはちょっとやばいなと思います。(Q今後は?)静かにするっすね」