世界で最もイスラム教徒が多いインドネシアのジョコ大統領は、アメリカのバイデン大統領との会談でガザでの停戦実現に向け、影響力を行使するよう訴えました。

インドネシア ジョコ大統領
「ガザでの残虐行為を止めるために、インドネシアはアメリカにさらなる取り組みを求めます」

インドネシアのジョコ大統領はホワイトハウスで行われたバイデン大統領との会談の冒頭、「人道的観点から停戦が必要だ」と強調しました。インドネシアは世界で最もイスラム教徒が多い国で、今回のイスラエル軍によるガザ侵攻をめぐってもパレスチナ支持を明確にしています。

一方、アメリカは中国への対抗を念頭にインドネシアとの関係強化を進めていて、今回の会談では両国の関係を「包括的戦略パートナーシップ」に引き上げることで合意しています。