事件現場は、川口被告の自宅前

 <弁護側の反論>

※被告の精神状態
・夫婦を殺すつもりなどなかった
・危害を加えられると勘違いし、恐怖で精神障害を引き起こす
・善悪の判断ができず、思いとどまれない状態
・Aさんに「どこが傷ついているんだ」などと捲し立てられ、恐怖が膨らむ
・急性ストレス反応で、何が起こっているかわからず、行為の危険性もわからない状態

14日午前の旭川地裁

 殺意の有無や刑事責任能力などが争点になった裁判…夫婦の長女や妻のBさん、現場で被告を取り押さえた隣人、それに被告の鑑定医らに対する証人尋問などが行われた後、22日に求刑、判決は12月1日に言い渡される見通しです。