青森県内でクマやイノシシなどの出没が相次ぐ中、青森市の公園ではサルが目撃されています。周辺では柿が食べられるなどの被害も確認されていて住民が頭を悩ませています。

【画像を見る】こちらを見る様子も…視聴者のとらえたサルの姿

石像の頭に飛び乗るサル。ほかにも数頭のサルが歩く姿が確認できます。周辺の建物の屋根に座ってあたりを見渡す姿も。青森市西部にある野木和公園や周辺で、2023年9月に撮影された映像です。近隣住民の憩いの場となっている公園ですがサルの目撃が相次いだため出入り口には市が注意を呼びかける看板を設置しています。

公園近くの住民は
「毎日見るかもしれない。(今朝も)電線の上に掴まってカラス2羽とサルの子どもが喧嘩していた」

Q.何時ぐらい?
「7時半、8時ごろ。不安だよ」

青森市によりますと11月10日の時点で市内では37件サルが目撃されていて、すでに2022年1年間の件数に並んでいます。目撃だけではなく食害も確認されています。

髙山基彦キャスター
「目の前が公園の民家には柿の木があるんですが、根元を見るとサルが食べたとみられる柿が散乱しています」

また、近くにある寺ではサルがくつろぐ場所になっているところも。

公園近くの寺の住民は
「ここの本堂の屋根」
Q.白い屋根の?
「はい。あそこでくつろいでいるというか。ドアを開けるときに一瞬見てから周りにいないのを確認してから出てます」
「群れで来るから爆竹は慣れっこで、いくらやっても逃げていかないんですよ」

食べ物を求めて人がいる場所にも姿を表していると見られていて市はサルをみかけても刺激せずに落ち着いて離れるよう呼び掛けています。