自民党の衆議院と参議院の議員を務め、農林水産大臣や環境大臣を歴任した若林正俊さんが11日、東京都内の施設で亡くなりました。89歳でした。

長野市出身の若林さんは東京大学を卒業後、農林水産省の職員を経て政治の世界に入り、1983年、衆議院 旧長野1区から立候補して初当選。

通算3期務めた後、98年の参議院長野県区で初当選し、2004年に再選されました。

この間、若林さんは2006年に環境大臣として初入閣を果たしたほか、2007年からは農林水産大臣を務めました。

若林さんは89歳で、関係者によりますと、11日未明、病気療養中の東京都内の施設で亡くなったということです。