■フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第4戦 中国大会(日本時間10日、重慶)
女子シングルのショートプログラム(SP)が行われ、渡辺倫果(21、TOKIOインカラミ/法政大)が65.09点をマークし2位。スケートアメリカで4位の吉田陽菜(18、木下アカデミー)が、64.65点で3位スタートとなった。
スケートアメリカを制したベルギーのルナ・ヘンドリックス(24)が70.65点で首位に立った。
渡辺は8番滑走で登場。冒頭のダブルアクセルを余裕を持って決めると、3回転ルッツも着氷。後半の3回転ループー3回転トウループのコンビネーションも含めジャンプは全て降りた。演技後、安堵した表情をみせた渡辺はしゃがみ込んでリンクに両手をつき、観客の声援に応えた。
4番滑走の吉田は、冒頭で大技のトリプルアクセル(3回転半)に挑戦するが転倒。続く3回転ルッツー3回転トウループの連続ジャンプ、3回転ループはスピード感のある着氷を決め、後半は立て直した。
フリースケーティングは11日に行われる。
【女子ショートプログラム結果】
1位)ルナ・ヘンドリックス 70.65点
2位)渡辺倫果 65.09点
3位)吉田陽菜 64.65点














