周りの人が育てたものだから…
戦後に行われたカラマツの大規模な植林。
カラマツは、土木用材として重宝されました。
その一方で、ねじれながら成長することもあって「くせが強い木」と言われてきたカラマツ。
最近は需要が増えていますが、かつて、用途によっては、敬遠されることも少なくありませんでした。
前田大作さん:
「頼まれたんですよ、これ使ってみてよ。僕の周りに住んでいたおじいちゃんおばあちゃんが植えた木ですからね。その人たちが植えて育てたものを、なんか無視できなかった」
前田さんは地域で育まれた木を使い家具の制作を続けてきました。
前田大作さん
「ここから作れるか、作る意味があるか、それが魅力的かどうかみたいなところをひとつひとつクリアしていけば、最終的に意味のあるものづくりができると思うんですね」














