広島カープ、宮崎・日南の秋のキャンプは3日目(8日)。若手たちが個々の課題に向き合い、レベルアップを目指して汗を流しました。

8日も天候に恵まれた宮崎・日南の天福球場です。ブルペンにはことし、開幕ローテーションを勝ち取りながら、わずか1勝に終わった 遠藤淳志 の姿がありました。

新井貴浩 監督と 黒田博樹 球団アドバイザーに見守られながら飛躍のヒントを探します。

広島カープ 遠藤淳志 投手
「ツーシームの精度を上げようかなと思って、黒田さんに教えてもらいながらアドバイスをもらいながら、きょうは投げられました。握りも教えてもらいながら、しっくりきている部分もありますし、そういった感覚を大事にしながら、いいボールを継続できるようにと思って投げます」

さらに去年のドラフト1位で、来年は1軍での活躍も期待される 斉藤優汰 もブルペン入り。

こちらも新井監督や黒田アドバイザーと会話をしながらの投球となりました。

広島カープ 斉藤優汰 投手
「いろいろアドバイスだったりとか、投げている途中にもいろいろ助言をいただいたので、すごくありがたかったなっていう感じです。(黒田アドバイザーからは)ボールに力があるので、そんなにコースをきっちり狙わなくても、ゾーンに入ればファウルを取れたり、空振りを取りたりで勝負していけるんじゃないかっていうふうに言ってもらいました」
そして、午後からはキャンプ3日目で早くも二度目の紅白戦が行われました。

紅組の先発は、今シーズン、先発として4勝を挙げた 森翔平 投手。注目は3回、先頭バッター、続くバッターを空振り三振。そして3人目も空振り三振に仕留めて3者連続三振。その後も好投を続けた森は、5回を投げて8奪三振・無失点とアピールしました。(球数60 被安打2 与四球0)

広島カープ 森翔平 投手
「いいアピールもできたと思いますし、課題にしているところが実戦の中で出せたので、そこは自分の今後、またレベルアップできる材料になると思うので、しっかりそこをまた反省して、振り返って次につなげたいと思っています」