今年で51回目を迎えるゴルフの男子ツアー、三井住友VISA太平洋マスターズ(静岡・太平洋クラブ 御殿場コース)が明日9日(〜12日)に開幕する。
昨年は、最終日に石川遼(32)と星野陸也(27)のプレーオフにもつれる大接戦となった。その2ホール目、石川がバーディーパットを沈め苦しんだ約2年11カ月ぶりとなる復活優勝を果たした。石川は2012年以来となる今大会3勝目をあげ、通算18勝目を飾った。
これまで幾多の名勝負を生んだ日本を代表する大会で3勝を挙げた尾崎将司、中嶋常幸、リー・ウェストウッドに並ぶ大会最多勝利数。石川は偉大なレジェンド達に肩を並べた。今回、連覇を果たし大会4勝目となる大会最多勝利数を更新へ、新たな記録へ期待がかかる。
今季、国内ゴルフも残すところあと4戦となり賞金王争いも佳境を迎える。現在、賞金ランキングトップの中島啓太(23)と2位で追いかける金谷拓実(25)との差は約1952万円。今大会の優勝賞金は4000万円と逆転の可能性も高い。ツアー後半戦は高額賞金大会が続くため、悲願の賞金王奪取へ、正念場となる。
※写真は前回優勝の石川遼














