地域づくりのアイデアを住民から公募して町の事業として支援する制度を使い、長野県下諏訪町で、あるプロジェクトが始まりました。
その名も、子どもと大人の居場所を作り隊です。


10月に開かれたプロジェクトのミーティング。


メンバーは10代から50代まで8人。

生きづらさを抱える子どもと大人が気軽に集まれる居場所を作ろうと活動を始めました。

この日の議題は、子どもの居場所を舞台にしたドキュメンタリー映画の上映会とワークショップの企画について。

誰のための、どんな居場所が必要なのか、参加者を交えて話し合いたいと考えています。


プロジェクトメンバー渡辺みはるさん(諏訪マタニティークリニックカウンセラー):
「見た目では何ともないんだけど、人には言えなくて抱えているもの持っている人って実はたくさんいて、心が重いって人たちには話せる場所とか聞いてくれる人とか、すごく必要だなっていうのをずっと感じてきていて、子どもももちろんそうだけど、お年寄りももちろんそうだけど、普通の年代の大人たちも私は関わりたいと思っている」

上映会には、およそ40人が参加。

映画の上映に先立って、プロジェクトのメンバーが思いを語りました。