これから本格的な流行期に入っていくインフルエンザ。
冬場を前に集団感染の防止に取り組む学校の現場を取材しました。


教員:
「片付け終わった人から手洗いに行ってください」

上田市の北小学校。

基本的な感染対策は新型コロナが5類となった以降も切れ目なく行ってきましたが、10月中旬、インフルエンザの感染者が急増しました。

半月の間に90人近くが感染。

拡大を防ぐために5つのクラスで学級閉鎖の措置をとりました。

養護教諭 清水育恵先生:
「例年ですと、こんな早く感染のピークが来ることはないんですけど。今までは人と人との密接を避けるように生活してきたが、それが(新型コロナが)5類に移行して児童同士のかかわりが増えて、それが影響かなとは思ってますけれど」

対策として登校後や休み時間、給食の前など、定期的に手をしっかり洗うことを徹底。

すべての教室に消毒液を備え付けて日常的に使っているほか、換気も続けています。