また担当者によりますと、以前は業者や一部の登山者からの注文がメインでしたが、今年は一般の人からの注文も相次いでいるということです。
「クマ撃退スプレー」は、いざという時すぐ使えるように、携帯方法にもポイントがあるといいます。
島根県中山間地域研究センター鳥獣対策科 田川哲さん
「私たちも山に行くときは、クマスプレーとクマ鈴を装備してから行くようにしています。登山であれば、ザックの肩とか、ベルトにとめるとか、すぐに手が届く範囲に置くのが一番です」

カバンの中に入れてしまうと、あわやの時に取り出せない可能性もあるため、すぐ使えるようにしておくことが大切。
また、風向きによっては自分自身にスプレーがかかるおそれもあることを、頭に入れておく必要もあるということです。