JR西日本によりますと、8日午前8時55分ごろ、神戸市のJR元町駅で人身事故が発生しました。この影響で上下線合わせて53本が運休(部分運休含む)、神戸線の下り列車で最大123分の遅れが出ました。影響人員は5万9000人。

事故があったのは、JR神戸線(東海道本線)の元町駅構内です。
JR西日本によりますと、午前8時55分ごろ、西明石行きの下り新快速電車の運転士が、元町駅を通過する際にホーム上から線路側に立ち入る人をみつけ、非常ブレーキをかけましたが、間に合わずに接触したということです。
電車には約300人の乗客がいましたが、けが人はおらず、一部の乗客は線路上を歩いてホームに移動しました。

この事故の影響で特急サンダーバード2本が、大阪~金沢駅の全区間で運休したほか、上り27本、下り26本の計53本が運休(部分運休含む)し、約5万9000人に影響が出ました。