東日本大震災の記憶や経験を忘れずに後世へ伝えるためのパネル展が、岩手県大船渡市で開かれています。

8日始まったのは一般財団法人3・11伝承ロード推進機構と大船渡市防災学習ネットワーク運営協議会が主催する、「写真で見る復興10年の歩み」パネル展です。
会場では東日本大震災で発生した地震の規模の大きさをはじめ、震災の前とその直後、10年が経過した沿岸部の市町村の変化を航空写真で紹介しています。
津波からの避難の大切さを伝える「つなみてんでんこ」や過去に発生した津波の伝承に関するパネルも用意され、震災の教訓を伝え、命を守る大切さを伝えています。
このパネル展は大船渡市大船渡町の防災観光交流センター「おおふなポート」で、14日まで開催されています。