G7=主要7か国の外相会合がきのうから東京都内で始まり、イスラエル・パレスチナ情勢について議論が交わされました。

上川陽子外務大臣
「事態が刻一刻と動き、緊張が日増しに高まる中、また世界の分断が深まる中で、中東情勢についてG7外相間で非常に率直かつ突っ込んだ議論を行うことができた」

イスラエルとイスラム組織「ハマス」の戦闘開始以降、初めて対面での開催となったG7外相会合はきのうときょうの2日間の日程で行われます。

議長を務めた上川外務大臣は、初日の日程を終え、「パレスチナ自治区ガザの人道状況の改善が最優先であり、戦闘の人道的休止を関係国に働きかけていく必要がある」と述べました。

きょう夕方には、議論の成果を声明として発表する見通しです。