「被害者に向き合うものでは全くない…」
会見を受けて旧統一教会の被害者救済にあたってきた阿部克臣弁護士は…
全国統一教会被害対策弁護団 阿部克臣弁護士:「被害者に向き合うものでは全くなかったと思う。被害者という言葉の使い方を避けて、辛い思いをされたみなさまという表現で、かつ、注意深く教団の責任を免れるようなあくまで、信者個人が違法行為をやっていたかのような、そういう言い方でしたので、それは教団としてきちんと被害者に謝罪したものではなかったと思いました」
きょうの会見を受け、県内の元信者の70代女性は次のようにコメントしています。
元信者の70代女性:「私たちのようなコンプライアンス宣言以降の被害者に対する謝罪がなされるのではないかとの話でしたが、そのような謝罪はなかったようです。とても残念です。先祖の因縁と結び付けたり過度な献金を要請したりしたものはなかった旨の発言があったとも聞きました。事実だとすれば、我々が受けた被害実態を無視あるいは軽視する発言です。解散命令請求がなされた後も『統一教会は何も変わってない』というのが率直な感想です」