記録的な猛暑で影響を受けた農家を支援しようと、新潟県長岡市が対策を打ち出しました。気候変動に負けないコメどころを目指して環境に優しい新たなブランド米を立ち上げ、付加価値アップを図ります。

これは7日の記者会見で、長岡市の磯田達伸市長が明らかにしたものです。
この夏の記録的な猛暑と雨不足で県内の稲作は大きな被害を受け、長岡市でもコシヒカリを中心にコメの高温障害が発生。1等米比率は1割にも満たず、農家の収入は、市全体で20億円前後減る見込みだということです。

こうした中、長岡市は、コメの「等級」ではなく環境に優しい農法で育てたという「栽培方法」に焦点を当て、長岡独自のブランド米として立ち上げることで付加価値の高いコメを販売することを決めました。その名も『小さな生き物たちと育むお米』で農薬や化学肥料の使用を通常の半分以下に抑えて育てることに加え、生物多様性の維持や温室効果ガスの削減が図れる農法であることを基準に市が認証します。

長岡市 磯田達伸市長
「来年のコメ作りに向けて、営農意欲が果たして継続できるのか。そういった声も出てきている状況。環境に優しい農法でやっていけば『売れる』ということを長岡で証明していきたい」
長岡市はこの他、スマート農業の活用を促すなどして、持続可能なコメ作りを支えていく方針です。














